20代から始める投資生活(貯金編)
お疲れ様、白雨です。
20代から始める投資生活の第一弾「貯金編」です。
株式投資のブログなのに貯金の話から始まりますが投資をするにも原資が必要なのでまず行うべきは貯金になります。今回は私が実践している貯金方法についてご紹介します。
20代の平均貯金額
国税庁や総務省の統計では20代をピンポイントで集計したデータはなかったのでデータからの推測になりますが20代の平均貯金額は約300万円です。
しかしこの数字にあまり意味はないと思います。なぜなら20代には大学生も含まれますし就職してから間もない人も含まれるからです。なので300万円より少ないからと言ってがっかりする必要はありません。一人暮らしor実家暮らし、奨学金、車保有の有無など人によって事情は様々なのであまり気にする必要はないと思います。
しかしそれでも原資を早めに用意することにより、投資期間を長く確保することは長期投資ではリターンを高める重要な要素になります。よって株式投資においては20代のうちにどれだけ貯められるかが非常重要になります。
では実際白雨はどのぐらい貯金しているのか?
投資を本格的に始めた27歳の時には500万円貯めており、そのうち400万円で株式投資をスタートさせました。大学を出て就職してから100万円ずつ貯めた計算になります。誰でもこの金額を貯められる訳ではないですが億り人をそれなりの年齢で目指すのであればこのぐらいは頑張りたいラインではあります。
この記事ではその貯金方法についてご紹介します。
収入>支出
まず基本的な話になりますが月の収支を把握し、収入>支出となることが大前提です。その為日々の収支を把握することが大切です。
・・・なんて当たり前の話をするつもりはありません。
どこかのコラムにもこんなこと書いてありますが家計をしっかり把握できる人はよほど几帳面な性格の人だと思います。そもそも初めて社会人になった人やそれなりに趣味がある人にはそんな時間なかなか作れないのがリアルな声ではないでしょうか。
そこでおすすめなのが「天引き貯金」になります。貯蓄を作る上でまず行うべき方法は天引き貯金です。
天引き貯金
私も社会人1年目から毎月6万円、ボーナス夏冬で14万円ずつの毎年計100万円会社の天引き貯金を利用して貯めました。市場よりも少しだけ利率は良かったですが大した利率ではなかったのでほとんど増えていません。ほとんどは自分の給与から貯めた金額になります。金額はあくまで参考にしかなりませんが社会人になったらまずは天引き貯金をすぐに申し込んで下さい。社会人になると色々とお金がかかるのではと心配になりますがしっかり節約すればできない金額ではないと思います。
私自身5年ほど天引き貯金をした経験があるので言ってしまえばお金なんてなければないでなんとでもなります。身の丈に合った生活をすれば良いだけなので余計な背伸びをしなければ良いだけです。アルバイトと違ってボーナスも貰えたり初任給で色々買いたくなる気持ちはわかります。何も買うなとは言いませんが、新社会人には新社会人に相応しいものがありますので背伸びして色々とやる必要なないです。見栄を張る必要も一切ありません。
今はインターネットで色々な情報も手に入りますので忠実に実行すれば年間100万円という金額を貯めることは決して不可能ではないと思います。
これから働く方も社会人2〜3年目の方もまだ申し込んでいないのであれば会社でも銀行でも結構です。面倒臭がらずに天引き貯金をしっかり始めることが投資を始める第一歩になります。まずは50万/年を目指して下さい。決して無理な金額ではないです。
次からは天引き貯金をするにあたり私白雨が実践している節約方法を紹介します。
支出を減らすために
天引き貯金を行うと手元に来るお金は減ってしまいますのでその中で生活をやりくりする必要があります。色々な節約法はありますが、まず大きな金額を削減できる方法を3つ紹介します。
20代に保険なんて不要
まず結論からになりますが20代の社会人にとって保険なんて不要です。先輩社員や上司、知り合いの保険会社から勧められると思いますが保険なんて不要です。投資クラスタ界隈では常識になりつつありますがまだまだ社会では社会人=保険に入るが常識になっています。
日本は社会保険が非常に充実しています。医療費は高額医療費の上限がありますし、雇用保険で失業にも給付がありますし、病気休業、育児休業、産休に対しても給付金があります。税金が高い、社会保険が高いと社会に対して文句を言いつつもその高い税金と社会保障でどのような保障になっているかは理解している人が少ないのが現状です。
社会保障について理解していないので不安だから保険に入る。そんな図式が成り立っているのではないかと思います。逆に言えば社会保障がこれだけ充実していれば民間の保険なんて限られた人以外不要です。ましてや新社会人や20代の独身者、子供がいない既婚者ははっきり言ってしまえば保険に入る必要ありません。
そもそも疑問ですが保険は公的社会保障で足りない部分を補うものになりますが社会保障の制度を理解していないのに民間の保険で補う部分がわかるのでしょうか?この辺は金融リテラシーがないことが原因ですが少なくとも日本の社会保障をある程度理解してから保険は本当に必要か自分で考えてから入って下さい。医療保険、収入保障保険、個人年金など色々な保険がありますが、民間の保険よりもっと充実した制度を国が用意しています。
繰り返しになりますが一部の人を除いて保険は不要です。保険をかけるくらいなら天引き貯金する方がよっぽど将来に対する保障になります。
格安SIM(スマホ)
家にWifiがある方はすぐにでも格安SIMに変更して下さい。今は色々な格安SIMを提供している企業がありますが個人的なオススメはmineoです。大手キャリアの電波は安定していますが通信速度のために8,000円/月以上も支払う必要はありません。確かに回線が混むランチタイムは遅くなりますが、昼間は仕事、夜は家でWifiなので格安SIMで十分です。
私の先月の通信費はネット代(NURO) 4,500円+格安SIM(IPhone)1,500円=6,000円/月です。変更手続きは正直面倒ですが年間に直すとかなりの額が節約できます。月のスマホ代だけで1万円以上支払っている方も多いのではないでしょうか?残りの機種代を支払ってでもすぐに格安SIMに変更して下さい。年間で10万円以上節約できますから機種変更の手間ぐらいは些細な手間です。大手キャリアで契約している方は一度考え直して下さい。家族がいる方は家族全員で変更すれば20万円/年間近い節約になります。
ふるさと納税
総務省の規制が厳しくなっていますが、ふるさと納税制度はお得な制度なので利用して下さい。色々な返礼品がありますが私はお米にしています。ふるさと納税を利用して豪華なものを貰うのもいいですが節約という視点では日用品を選択するのがオススメです。総務省の規制があるので納税先にも注意が必要ですが基本的にはお得な制度なので利用しない手はありません。格安SIMと同じで手続きは面倒ですがしっかりと行うことで税金が安くなります。
昨年までは返戻率を気にしていましたが総務省の規制もあるのであまり返戻率は気にしないようになりました。むしろ市町村の取り組みが良いところにしようかと思っています。今年はまだやっていませんが北海道の東川町は良いところで取り組みも素晴らしいので今年はここにしようかと思っています。
個人投資家としては「※株主制度」なっている点も点数高いです。ふるさと納税したら是非とも訪れてみたいです。
※実際の株主にはなりません。詳細はリンク先まで。
まとめ
まずは天引き貯金を始めて上記で説明したような節約を行えば貯金を貯めることが誰でもできるはずです。年収が少ないなど色々な事情はあるでしょうが、自己責任の世の中ですから自分のことは自分で守る必要があります。投資まではせずとも20代のうちにそれなりの貯金を作れる体質づくりが肝心だと思います。20代の大半の方は給与がまだ低いですが、給与が低いなら低いなりの生活をする必要があります。誰かと比べる必要もありませんから親や上司の言うことよりも自分でどうするべきかを考えましょう。
ダンボールを組み立てる仕事で20代で2,000万円貯めたブロガーもいるくらいですから年間100万円貯蓄は決して高いハードルではありません。
白雨
20代から始める投資生活
お疲れ様、白雨です。
またかなり日付が空いてしまいました。相場の方も私の主力株が軒並み値下げしていて昨年後半からの半年の成績は酷いものです。しかし、この程度の下げは暴落とも言えないので初めての経験としてしっかり受け止めたいと思います。
色々と書くことを考えていたのですがやっと方針がまとまったのでのんびり書いていきたいと思います(公開してますがまだ誰も見ていないと思いますし)。
20代から始める投資生活
私はギリギリ20代で投資歴も3年ほどなので大それたことは言えませんが、私なりに相場と向き合ってきました。著名な個人投資家の方ほどではありませんが利益も出ているところです。
そんな私ですがふと思うことがありまして株式投資を通して同世代の皆さんに感じて欲しいことや共有して欲しいことが沢山出てきました。そこでインターネットの片隅ではありますが自分の言葉で伝えたいと思います。今は誰も気づきませんがいつかはここに記したことが誰かのきっかけになればと思います。
最近、金融庁のレポートが話題で2,000万円老後までに貯めておかないと不足するとニュースで取り上げられていますが、私のような平成生まれとしてはそんなの昔から言われていましたし、お金の不安なんて生まれてからずっと持っています。これから現役世代がどんどん減るなか高齢者向けの社会保障は増額の一途です。給料は上がらないのに手取りはどんどん減って行く。将来へのお金の不安とどのように向き合えば良いのか誰にも教わらないまま社会に放り出された人に向けて、私が感じたこと、実践していることをそのままお伝えするシリーズにしたいと思います。
簡単ですが今日はここまでです。
白雨
投資対象は5銘柄までにする
お疲れ様、白雨です。
令和になって早々ですが個人的な投資成績は良くないです。小型成長株はかなりうりこまれたものもあって私もかなりダメージ受けてます。業績はそこまで悪くなったとは思えないのでファンダメンタル的に問題なければ売りにはならずむしろ無意味な株価の低下は買い増しのチャンスになりそうです。
ですが、投資対象は内需系の成長株なので中米の関税合戦の影響は受けにくいですが、貿易摩擦は世界経済を停滞させそうです。色々と悩みましたが企業の力を信じることにして売りも買いもせずにひたすら傍観しています。
さて、本題の白雨の投資フレームの最後です。
投資対象は5銘柄までにする
これはピーター・リンチもそうでしたしエナフンさんもそのようにしてたのでそのようにしています。これが実に良くできたフレームだと思います。その理由を二つに分けて説明したいと思います。
銘柄分析の限界
成長株投資における銘柄分析はファンダメンタルズに基づいて行います。PERだけを見て割安だから買い、割高だから売りのような単純なものではありません。ストーリーを重視するんでしたね。
上場している約3500社の中でこれだと思う会社を見つけてIR資料を深く調べてストーリーを想像する。その結果投資対象になるのか判断する訳ですから私のようなサラリーマン投資家にとっては時間が取れません。もちろん投資で大儲けを狙っている訳ですからそれなりの時間を割り当てる必要がありますが平日の昼間は仕事がある訳ですから限界があります。その中で自信を持ってこの銘柄については調べ尽くした。と言えるのはせいぜい5銘柄くらいであろうということです。もちろん人によって取れる時間が異なるように調べ尽くせる銘柄の数は違うですが専業としない限りは5銘柄程度であるというのはサラリーマン投資家としてもかなり実感のある数字です。
ストーリーを重視する成長株投資においては株価のように目まぐるしく変わる株価ほどではないにしろ保有株の状況については日々注視する必要があります。ここで言う状況はTwitterとかYahoo掲示板を見ることではなくてIR資料を読み込むことや実店舗を調査することなど自らの足で稼ぐ必要があります。
Twitterで情報を集めるより実際にそのお店に行って自分の満足度や繁盛しているかを確認する方が重要です。ネット上の情報は参考にするべきですが掲示板の戯言を参考にして投資判断をしているうちは大儲けなんてできません。
話を元に戻します。
成長株投資を行う上ではフレームの通り、成長するストーリーを持った銘柄を探し出してその後ストーリーが崩れていないか確認し続ける必要がありますからサラリーマン投資家はそこまで時間が取れません。しっかり銘柄を理解して投資し、ストーリーが崩れていないか追いかけ続けることができるのは5銘柄程度というのが実感を伴った結論です。
(もちろん5銘柄に辿り着くまでに何十何百という企業を調べる訳だ。5銘柄だけ調べてよし!とはならない。)
投資利益のインパクト
もう一つの理由は投資利益のインパクトです。成長株投資では2倍から10倍の利益を目指して投資を行います。所謂テンバガーというやつです。しかし大儲けをするにはテンバガーを当てるだけではまだ足りないでしょう。(テンバガーを当てることだけでも相当難しいが)テンバガーになる銘柄をたくさん持っておくことが必要になります。
投資利益 = 株価上昇 × 所有株数
20銘柄に分散投資していては1銘柄あたり5%の保有ですからテンバガー取れても投資額へのインパクトは5%×10倍で全体で見ると50%の資産増にしかなりません。
5銘柄であれば20%×10倍なので200%の資産増になります。他の銘柄が平凡な成績でも一つの銘柄でテンバガー取れれば資産を倍増させることができます。
買った銘柄がテンバガーを取れても投資額が20万円では200万円にしかなりません。もちろん金額的には180万円と大きい金額ですが億り人を目指す場合には物足りません。
億り人をそれなりの年齢で目指すには成長する銘柄をたくさん持つ必要があります。
じゃあ自信のある銘柄に集中投資すれば良いと考える方もいらっしゃいますがマイナスのインパクトも大きくなるのであてが外れた際には大きく資産が減ってしまいます。本当に自信がある銘柄なら1つの銘柄に集中投資という戦略もなくはないですが株式投資は正しかったからと言って儲かる程単純な世界ではないです。
投資期間は短いですがそういった実感として成長株投資を5銘柄で行うのは非常に完成されたフレームであると思います。
白雨
続けることの難しさ

お疲れ様、白雨です。
3回に分けた白雨の投資フレームですが今回は株式投資とは少し離れた記事になります。
色々あって中々ブログの更新が出来ません。タイトルにもありますが株式投資だけに限らず、続けることって難しいことだと思います。
続けることの難しさ
当初はこのブログも書きたいことが沢山あって今も色々とありますが記事を書いて校正してアップという手順は思ったより時間がかかります。慣れていないこともあり写真のアップも思うように出来なかったりします。いざやる気に満ちて何かを始めてもやっている途中にやらなくなってしまったこともありました。
自分の場合はランニング、水泳、資格取得ですかね…。色々と始めたのですが今のところそれなりに続いているのは筋トレと株式投資ですね。今からここにこのブログを加えたいと思っています。
何かを始めることも労力を使いますが何かを続けることはもっと労力を使います。大半の人は何か情熱を持ってひたすらに打ち込んだことありますか?と聞かれたら
「いやー…特にないかな。」か「学生時代は部活を少々…。」
といった答えしかないのではないでしょうか。
社会人にとっては仕事がありますからその他にプライベートで何かを始めてそれを続けることってすごくハードルが高いと思います。
ブログもそうですよね。今はブログで副業!みたいなものが流行っていますからブログで生計を立てている人も少なからずいます。そういった人に憧れて始める方もいらっしゃいますが大半のブログは途中で更新が止まっているものが多いです。
ブログという一つの分野だけでも続けることって難しいとわかります。
筋トレも同じです。ジムに通っていると常連さんとはなんとなく顔見知りになりますがその2〜3ヶ月だけで来なくなってしまう人は常連さんの3倍はいます。株式投資も同じだと思います。メディアとか本で1億円儲けた話を聞いて意気揚々と株式市場に乗り込んでも中々儲からなかったり、リスクの大きい投資をして(初心者の人は儲けに目が眩んでどれだけリスクをとっているか見えないものだ…)損失を出して諦めてしまう人が多くいるでしょう。
何かを諦めずに続けるってすごく難しいです。
成果が出るには時間がかかる
ブログも筋トレも株式投資も成果が出るにはとても時間がかかります。これだけ乱立しているブログの中で数ヶ月で成果と呼べるような収入を得るには相当の努力と続ける意志、そして相応の時間がかかります。なぜならいい記事を書いても情報が溢れるネットの世界ではそれが人の目に触れるとは限らないからです。まずはいい記事が人の目に触れるレベルまでブログの存在価値を高める必要があります。どんなに短くても1年は見ておく必要があると思います。
筋トレも同じです。カッコイイフィジーク選手の身体を目指してもダイエットにしてもすぐに成果は出ません。少なくとも数ヶ月でバキバキのフィジカーにはなれません。
株式投資に至ってはもっと時間軸が長いでしょう。普通の年収のサラリーマンが貯蓄した資金を株式投資に回して億り人になろうとしたら数年で到達するのはよっぽど才能があるか運が良くないと無理です。通常で考えれば数十年単位の時間軸を考える必要があります。株式投資では年率20%も出せれば上出来ですからね。
仮に初期投資500万円で年率20%で運用できたとします。20年も20%で運用できたら相当凄腕の投資家だと思います。それでも1億円までには20倍にする必要がありますから複利計算で17年かかります。最初に500万円もの大金を用意しても20年近くかかる計算になります。株式投資で億り人を目指すのであればとても長い時間軸が必要だとわかります。
続けるには好きになること
では成果が出るには時間がかかることを続けるにはどうすれば良いでしょう?偉大な投資家バフェットは好きになることであると教えてくれています。
筋トレが好きであれば辛くてもジムに通うでしょうし、株式投資が好きであれば多少損失が出たくらいでは諦めたりしません。成果は目指すものではありますが求めているうちは手に入らないと思った方が良いくらいです。頑張って続けているうちに成果なんて見えません。
好きであれば頑張って続ける必要はありません。いつの間にか習慣になっているからです。どんな分野でも大成功した人に努力したでしょう?と聞いても
「いや、別に…。」に近い回答が返ってくると思います。
要は他人にとっての努力は習慣になっている本人には大した努力ではないのです。
自分は正直他人に自慢出来る程筋トレも株式投資も上手くいっているとは言えませんがどちらも同じくらい好きなので頑張ってやっているという感覚はありません。なぜならどちらもとびきり好きだからです。
何かを続けるにはとびきり好きになること。
それが習慣になった時初めて成果として形になると思います。
白雨
ストーリーが崩れない限り持ち続ける
お疲れ様、白雨です。
間が空いてしまいましたが投資のフレーム第2回です。今回は成長株のストーリーと長期投資における心意気というか気概というか心構えについて書きたいと思います。
成長株投資におけるストーリー
はじめに株式投資のおけるストーリーについて解説したいと思います。白雨の投資フレームである成長株においてのストーリーとはその株が今後も成長するかつまりはEPSの成長を見込めるかどうかが重要です。
EPSの成長が見込めるかどうかはまず売上高の推移と営業利益の推移を確認する必要があります。下記の画像はウィルグループという人材派遣会社の過去5年分の売上高と営業利益の推移です。右肩上がりで成長していることがわかります。


この右肩上がりの成長により売上高は5年間で3倍に、営業利益は2.5倍になりました。EPS成長率で言うと年率25%の成長です。厳密に言うとEPSと営業利益は異なりますがここでは売上高が伸びて利益も伸びてきた(=EPS成長率が高い)認識を持ってもらえればいいです。
このEPSの成長、これが成長株投資における一つのストーリーになります。
ストーリーの2つの観点
①成長しているか
成長株投資のおいては過去EPSが成長しているかを確認するのはそんなに難しく無いです。決算をごまかしていない限りはIR情報から追えますし、今時は企業のIRも充実してますからIR情報のページで推移も確認できます。
基本的には売上高上昇=利益上昇となるのでまずは売上高の上昇に注目します。
え。利益が伸びてればEPSが増えるから売上高が伸びてなくてもEPSは伸びるんじゃ無いの?
そんな疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが成長株投資では売上高の上昇も重要です。売上高が変わらなくても最近あなたの会社で流行りのコストカットを進めることによって利益を伸ばす企業もありますが成長株投資では買うべき株ではありません。
それはなぜか?コストカットを永遠にできる企業は存在しないからです。なんとなくイメージは出来ますね。無駄をカットし続けても無駄がなくなった時点でコストカット出来なくなりますからそれ以上の利益上昇は見込めなくなります。成長株投資においてはEPS成長率に着目しますが売上高の上昇も重視する必要があります。
つまり売上高上昇→利益上昇→EPS成長率が高い。こんな企業を買う必要があります。
②まだ成長できるか
いわゆる成長余地という考え方です。今まで売上高を伸ばし続けていた企業が今後も伸ばし続けることができるかですがこれは企業規模も影響します。売上高の上昇が利益を上昇させることは理解できるかと思いますが売上高がどこまで伸びるか。この観点も必要になります。例えるならこんな企業です。

おそらく日本で知らない方はもういないのでは無いでしょうか?コンビニエンスストアのセブンイレブンです。沖縄を除く日本に住んでいらっしゃる方は家の近くにありますよねセブンイレブン。私も割高だと認識しながらもついつい便利で仕事帰りに寄ってしまいます。まさに近くて便利な訳です。そんなセブンイレブンですが国内では2万店舗を超えています。流石ですね。思い返せば職場から自宅までに5店舗はセブンイレブンがあります。
そんなセブンイレブンを運営するセブンイレブンHDですが少なくともセブンイレブンの店舗を増やして成長するのは少なくとも国内は難しいとわかります。まだ隙間はありますので全く出来ない訳ではありませんが成長余地で見ると非常に小さいことがわかります。
成長株投資では成長余地の大きい株を買うべきなのであくまでも国内の成長余地という一つの観点ではセブンイレブンHDの株は投資対象として適していないと考える必要があります。
ストーリーまとめ
成長株投資におけるストーリーは成長しているか(=EPS成長率が高いか)、まだ成長できるか(=成長余地が大きいか)この二つの観点が必要になります。
実際のところストーリーは個別の企業によって全く違うので画一的に当てはまる公式はありません。ここで重要なのは成長株投資においては選んだ企業が成長できるか、どこまで成長できるかを予想する力が必要ということです。
ストーリーについては成長株投資において最も重要なので今後も随時補足したいと思います。
崩れない限り持ち続ける
成長株投資における株の売り時は3つあります。
①ストーリーが崩れた時
②割高になった時
③他に良い株が見つかった時
このうち重要なのは①ストーリーが崩れた時です。短期筋やデイトレーダーの方は株価の上がり下がりで売買を行い、利益を出しますから主に株価に注目しています。(もちろんそれだけではないと思うが)
ですが数年単位で成長株投資を行う腰の据わった長期投資家は短期的な株価の変動をあまり気にしません。ストーリーを気にします。その企業が成長しているかを常に注目しているのです。
逆に言えばストーリーが崩れた時は株価が上がっていようが下がっていようがすぐに株を売ります。
ではストーリーが崩れた時とはどんな時でしょうか。
最近ではスルガ銀行と組んで不正融資を行なっていたTATERUです。TATERUは上場時から順調に売上高と利益を伸ばし続けており、過去のIRを見てもまさに成長株といった業績でした。投資家もこのEPS成長率が続くと期待して、つまりはTATERUの事業が上手くいくストーリーに投資していたのです。しかし、ご存知の通り不正融資が発覚したところで売上高も利益も激減してしまいます。当然未来のEPS(=EPS成長率)も激減しましたからPERの下落も相まって株価は真っ逆さまに落ちていくことになります。
このように不正融資の発覚という不動産の販売数が伸び続けるというストーリーが崩れた時点で株は売りになります。ここで勘違いする人もいると思いますが株価が下がったから売りではないのです。株価が下がったのはストーリーが崩れたことによりEPSが下がった結果、多くの投資家が売りにまわったため株価が下がったのです。
長期投資家にとっては株価の上昇は当然嬉しいですが見るべき点は株価ではなくストーリーとなります。なのでストーリーという前提が崩れた以上、株価がどうであれ売り。これが結論です。
株価はもっとも使えない情報だがもっとも広く使われている。
ーピーター・リンチ
成長株投資をする上では株価ばかりを見ずにストーリーを重視し、日々チェックを忘れない。Buy & Homeworkの姿勢が大事になります。
持ち続ける
成長株投資における長期投資で大きな利益を得るためには数年単位という保有期間が必要になります。それはなぜか?企業の成長には時間がかかるからです。
成長株投資において適正な成長率とは15%から25%です。EPS成長率が20%の企業が利益を2倍にするには3.6年かかります。これでも年率20%はかなりの成長率です。それですら4年近くかかるので自ずと保有期間は長くなります。企業の成長に合わせた株価の上昇で利益を得る成長株投資では時間軸をながーく取る必要があります。
実際にウィルグループの株価もずっと右肩上がりに成長していません。ただ長期的にはEPS成長率に合わせて株価も上がっていることがわかります。この「長期的には」が重要で成長株の株価上昇で利益を得るには短期的な株価は気にしない。こんな心構えが必要です。

ストーリーが崩れれば売りなのですが逆に言えばストーリーが崩れない限りはずっと保有する。ストーリーの良いEPS成長率が高い株を買ったらあとはずっと持ち続ければ良いのです。成長株投資でそれなりの利益を得るには短期的な株価の変動を気にしてはいけません。
まとめ
成長株投資ではストーリーを重視する。
ストーリーが崩れない限り持ち続ける。
また長文になってしまいましたが次で最後です。
白雨
成長株を割安な価格で買う
お疲れ様、白雨です。
今回からは3回に分けて白雨の投資フレームを紹介する第1回目です。もちろんこの記事で全てが書き切れるわけではないので補完記事もこれからちょくちょく書いていきます。あくまでフレームですからね。その程度と捉えて下さい。
成長株を買う
まずは最も重要な要素から紹介しましょう。投資対象の大前提は「成長株」を買う。厳密に言えばこれから成長余地のある銘柄が投資対象です。株式投資での儲けはキャピタルゲイン(=株価の値上がり益)とインカムゲイン(=配当)がありますが基本的には成長株投資はキャピタルゲインの最大化を目指す投資です。つまり成長株投資は株価の上昇を期待します。
成長株における株価
長期投資における成長株の株価は概ね以下の式で表せます。
株価 = PER(株価収益率) × EPS(1株あたり利益)
リスクプレミアム、金利、需給要因などその他の要素もありますが成長株においてとりあえず初心者の方が着目すべきはPERとEPS(EPS成長率)です。
PERは簡単に言えばその銘柄に対する評価です。具体的に説明します。
銘柄Aは株価が1,000円、EPSは100円、銘柄Bは株価が2,000円、EPSは100円です。
銘柄Aは1,000 = PER × 100 なのでPERは10です。
銘柄Bは2,000 = PER × 100 なのでPERは20です。
利益は同じなのに株価が違う銘柄がありますが理由の一つはその銘柄に対する評価でその評価を表すのがPERです。利益が同じでも銘柄Bの方が2倍評価されているので株価も2倍です。
ではPERは何で決まるのでしょうか。その答えは金利と銘柄ごとのリスクプレミアムです。リスクプレミアムはリスクに対する見返りとでも表現できるでしょうか。リスクが上がればより大きなリスクプレミアムを市場が求めるのでリスクプレミアムが上がります。
既に経済大国となった中国の経済が行き詰まれば世界経済に悪影響が出ます。そのため中国の経済に陰りが見えればリスクが上昇したと判断され、リスクにあったリスクプレミアムを市場が求めるのでリスクプレミアムが上がります。
PER = 1 / (金利 + リスクプレミアム)
PERは金利とリスクプレミアムの逆数なので金利とリスクプレミアムが下がればPERが上がる=株価が上がります。金利とリスクプレミアムが上がればPERが下がるので=株価が下がります。
金利はどの銘柄にとってもほぼ同じですから銘柄によって異なるのはリスクプレミアムです。リスクが高いと判断されている銘柄は
リスクプレミアム ↑ = PER ↓ = 株価 ↓
となり株価が下がります。
EPSはその銘柄の稼ぐ力、つまりは利益です。
利益は会社のものでも従業員のものでもなく株主のものですから利益が上がれば株主の懐に利益が入ります。利益が上昇すれば株主への還元に期待できますから株価が上昇する。EPSは割と単純です。
銘柄C はPER10の銘柄なのでEPSが100円でしたら株価は1,000円です。
銘柄Cの利益が2倍になりEPSが2倍になったします。EPSが200円になったのでPERが変わらなければPER10 × EPS 200円 = 2,000円と株価も2倍になります。
ここまでよろしいでしょうか。ずいぶん理論的な話になってしまいましたが株式投資を始めるのであればこのぐらいは最低限理解できるようになりましょう。
成長株=EPSが増える株価
ではPERとEPSどちらを重視すればよいでしょうか。成長株投資と言う観点に基づいて言えばEPS(=EPS成長率)に着目すべきでしょう。EPSが上昇している=会社が上手くいっていると判断されますからリスクプレミアムが下がり、PERも上昇します。株価はPER × EPSなので乗数的に株価が上昇します。PERは市場全体の評価なので未来のPERを予想することは難しいですがEPSが上昇するかどうか(=EPS成長率が高いかどうか)はある程度予想ができます。
ではEPSが上昇する銘柄を予想するにはどのようなことを考えれば良いか。それは次の記事で解説するのでここではEPSの上昇が株価を上昇させる要因になる。
そして成長株投資ではEPSの上昇(=EPS成長率)に着目する。
ここだけ理解できれば良いです。
割安な株を買う
次のポイントは割安な株を買う。ここでポイントなのは「安い」ではなく「割安」ということです。最近の株雑誌では少額でも始められる投資先として1単元あたりが安い株を特集していますがここで言う割安はそういった観点ではありません。
では割安とはどう言うことか。次の場面を想像して下さい。
カップラーメンを思い浮かべて下さい。カップラーメンは近くのコンビニで買うときには値段が150円とします。このカップラーメンの本質的な価値を150円とします。ところがこのカップラーメンは同じものがディスカウントストアで100円で売られていました。本質的価値は150円のままなのでお得です。本質的価値に対して価格が安いですからこの状態を割安と表現します。
次は逆の場合です。あなたは登山をしていて山小屋でカップラーメンを見つけました。麓のコンビニで買えば本質的価値と同じ150円で買えるものが300円で売っています。本質的価値に対して価格が高いので運搬が困難な山小屋という状況を加味しなければ本質的価値より価格が高いので買えば損をします。つまりは割高です。
もちろん山小屋でお腹が空いていれば本質的価値より割高でも買います。そこに需要があれば割高であっても買う人はいます。ただ3万円と言われたら遭難中でもない限りは買う人はいないでしょう。なぜですか?本質的価値との比較を考えたからではないでしょうか。当然ですね。本質的価値が150円のカップラーメンを200倍の価格で買うのはとても損(=割高)であると感覚的にわかります。
カップラーメンでは100円では割安、3万円では非常に割高であると判断できました。なぜ判断出来たか?それは本質的価値が150円であるとわかっていたからです。
本質的価値を考える
では成長株投資における企業の本質的価値とはなんでしょう。成長株投資においては稼ぐ力。つまりは利益を生み出す力であるというのが結論です。利益を生み出す力が強い企業こそEPSが高いので株価も上昇します。
ところがここで問題が起きます。企業の利益を生み出す力はカップラーメンと違う点があるのです。お湯を注いで3分の簡単な話ではないと言うことです。
企業の稼ぐ力は決算書でわかるがそれは過去のもの
企業の利益を生み出す力は損益計算書と財務諸表を見ればわかります。損益計算書は会計年度中の損益が記載されているので1会計年度でその企業がどれだけ稼いだか一目でわかります。ですが決算書はあくまで過去のものです。株価は過去のEPSを基にするのではなく近未来のEPSを予想して動きます。この予想はその企業のものであったり、アナリストのものであったり市場参加者が判断するので色々な予想があります。その市場参加者の予想が楽観的になったり悲観的になるのでリスクプレミアムが変わります。その結果、PERも変わります。PER×EPSが株価になるので株価も動く。という訳です。
ビジネスの世界にいらっしゃる方には言うまでもありませんが、株式投資の世界においても過去を気にしすぎては勝つことはできません。ビジネスにおいて大事なことは過去どうであったかよりもこれからの未来です。そして株式投資において大事なのは過去の利益を生み出す力ではありません。これから先、企業がどれだけ利益を出す力を伸ばせるかを見極め、企業の本質的価値を予想する力です。
ビジネスの世界では、常にフロントガラスより、バックミラーの方がよく見える ーウォーレン・バフェット
株式投資界隈では知らない人はいない世界一の投資家ウォーレン・バフェットの言葉です。ビジネスにおいても株式投資においても決算書という形でバックミラーはよく見えます。しかしバックミラーばかりを見て運転する人がいないようにビジネスでも株式投資においても見るべきは未来です。バックミラーはあくまで未来を予想する要素に過ぎません。見るべきは未来に企業が稼ぐ力、つまりは未来のEPS(=EPS成長率)です。
話が前後しましたがこれがカップラーメンとの違いです。カップラーメンは非常食でもない限りはすぐに消費してしまいますから未来の本質的価値を予想して買ったりしません。ところが企業の利益を稼ぐ力は未来では大きく変わるので予想して買う必要があります。要は見るべき時間軸が違うのです。カップラーメンは今の本質的価値を基準に割安、割高を考えますが、成長株投資において株を買うときには未来の本来的価値を予想して買う必要があります。そして成長株投資において本質的価値とは未来の利益を稼ぐ力(=EPS成長率)であると言えます。
結論に移ります。成長株投資において割安、割高は企業の本質的価値から判断する。そして成長株における企業の本質的価値とはEPS成長率である。
つまりEPS成長率から割安、割高を考える。
また、言うまでも無いと思いますが成長株投資において買うべきは当然、割安な株になります。
まとめ
- 成長株投資ではEPS成長率に注目して成長株を買う
- 企業の未来の本質的価値(=EPS成長率)を予想して割安な株を買う
結局のところこの記事は言いたいことはこの2行だけです。
白雨
株式投資のフレーム
お疲れ様、白雨です。
前回の記事でピーター・リンチとエナフンさんが師であると書きました。お二人の理論を私なりに理解して投資を行っています。今回はお二人から影響を受けた私の株式投資のフレームを紹介します。
ピーター・リンチとは?
ピーター・リンチはアメリカの相場師でマゼランファンドのファンドマネージャーでした。リンチは1977年からの1990年の13年間で2000万ドルだったマゼランファンドを1400億ドルまで育て上げた伝説の相場師です。詳しくはリンチの著書を読んで頂ければ良いです。Amazonで検索すればすぐに分かります。最近は株ブームに乗り書店でも置いてある店が増えました。私も何度も読んでいます。
ピーター・リンチの投資理論
リンチの投資理論の一部を紹介しますと
①成長率が高い株
②成長余地が大きい株
③財務基盤が安定している株
④割安である株
この条件の株を買う。とても単純でよくよく考えれば当たり前だと思われる理論です。しかし、これが古臭いようで令和の時代にも通じるフレームであるとも思っています。リンチはファンドマネージャーですから他の理論に基づいて株も買っていたようですが個人投資家はファンドマネージャーではないですし、そんなに多くの資金を運用するわけではないので真似するのは一部で十分です。
エナフンさんについて
エナフンさんはサラリーマン投資家でブロガーです。エナフンさんの梨の木というブログを今も更新されている方でこのブログがなければ私は株式投資を始めていなかったと思います。エナフンさんのブログは旧)を含めて2つありますがどちらも必読の内容となっています。
エナフンさんはピーター・リンチの理論を基に日本株で投資を行い大儲けされました。勝手ではありますが日本版ピーター・リンチとして尊敬しています。エナフンさんはその投資をリアルタイムでブログに残していただいているのでとても参考になります。是非これから株式投資を始めたいと思われた方はかなり長いですが通読されることをお勧めします。私は3周は読み返してます。ピーター・リンチの投資理論が日本でも通用することを実証された偉大な方です。
エナフンさんも資金規模が大きくなってきたようで最近はソニーのような業績回復株も購入されたようですが資金規模が小さいうちは狙う必要はないでしょう。エナフンさんは本も出されています。
白雨の投資フレーム
私の投資フレーム(スタンス)はピーター・リンチの影響を受けつつもそれを日本で実証されたエナフンさんを基にしております。簡単にまとめると以下の通りです。
- 成長株を割安な価格で買う
- ストーリーが崩れない限り持ち続ける
- 投資対象は5銘柄までにする
少なくとも3,000万から5,000万の投資資金になるまではこの成長株投資で良いと思います。配当金や株主優待狙いの投資では延々と入金しない限りは20年で億り人なんて目指せません。私のスタンスはやるからにはデッカく狙う。これに尽きます。
次回以降は白雨の投資フレームを解説していこうと思います。
白雨
投資に正解なんてない
お疲れ様、白雨です。
なぜ日本株への中長期投資なのか?その理由の前に投資についての考え方をある程度整理しておきます。
投資に正解はない
いきなりですがそもそも投資に絶対的な正解はないです。もっと詳しく言うととその投資が正解だったかわかるのは投資判断をしたタイミングではありません。投資結果が分かるのは結果が出てからです。日本の投資家には短期的視点で投資をしている方が多い気がします。ストップ高、ストップ安、短期的なパフォーマンスで一喜一憂している方がいらっしゃいますが私の視点はもっと長期的です。具体的に言えば30年以上です。もちろん短期的なパフォーマンスも気にはしますが、そこまで真剣には気にしていません。正解かどうか分かるのはどの道30年後なので短期的なパフォーマンスを気にし過ぎてもしょうがないとも言えます。正解かどうか分かるのはずっと先なので投資判断をする時には自分で正解を予想して最良と思った判断を下すことしか出来ません。学校のテストと違って答え合わせができるのはずっとずっと未来です。
投資も人生と同じで勝ち組も負け組も今はわからない
私の大学時代に勝ち組、負け組という言葉が流行りました。就職偏差値ランキングなるものが某サイトでまとめられ、就職先が勝ち組かどうかを気にしていました。しかし、今になって思うのは人生は勝ち負けはそんなに簡単には決まらないと言うことです。
大企業に就職する、キャリア官僚になる、美人の奥さんがいる。常に誰かと比較して勝ち組、負け組を考えてしまいますが、そんなことでは人生は決まりません。ある時点では他人が羨む人生かも知れませんが、その人が勝ち組かどうかは最後まで分かりません。人生は80年ありますからね。投資も同じです。1年目は100万円儲けたけど、2年目に200万円損した。なんてことが起こり得るのが投資です。1年目では間違いなく勝ちでしょうけどその時点では2年目にどうなるかは分からないわけです。
他人の歩幅を気にするよりも自分がどこまで遠くに歩けるか。その視点が重要です。他人の歩き出した道が間違っているかどうかは今はまだ分かりませんから今の時点で勝ちだの負けだの言うのは軽々な判断でしかないです。
正解がない中で何を選ぶか
では投資には正解がない中で何か道しるべは無いのか?私はピーター・リンチ、そして勝手に日本版ピーター・リンチと呼んでいるエナフンさんを道しるべにしました。
もちろんこれが正解かどうかは今の時点では分かりません。なぜなら正解かわかるのは令和が終わるころですから。
白雨
なぜ投資をするのか?何に投資すれば良いのか?
お疲れ様、白雨です。
まずはなぜ投資をするのか。ここから考えていきたいと思います。
定年制年功序列人生モデルの崩壊
私は某研究機関職員として働いているので主な収入源は労働の対価として支給される賃金です。決して高給取りではありませんが、人並みには生活出来ています。
このまま定年まで勤め上げれば退職金もそれなりにもらえてマイホームのローンも完済し、再雇用の後に年金を貰いながら慎ましく生活するでしょう。
しかし、薄々気づいている方もいらっしゃると思いますが、平成生まれの私がそんな人生すごろくを終えるのは令和では難しいでしょう。というか無理です。
その原因は少子高齢化とそれに伴い膨らみ続ける財政赤字です。少子高齢化は日本が世界に先んじて抱える大きな問題で、現状の日本ではシルバー民主主義により根本的な解決は出来ません。このまま日本が対策を講じなければまず間違いなく年金、社会保障が行き詰まります。その結果起こるのは手が付けられないハイパーインフレです。
平成の時代までは個人は会社や社会に属することで守られており、問題解決も誰かがやってくれました。しかし、令和である10年先、20年先は個人が自らの問題を解決する時代になります。そのためハイパーインフレから身を守るには預金ではなく、投資を行うことが必要になります。
ハイパーインフレへの対策
日本人にとって投資と言えばギャンブルのイメージがありますが、令和では投資ができるというスキルは重要度を増していくでしょう。もう誰かが問題解決してくれる時代が終わるからです。
もちろん投資が出来なければならないとはならないです。日本に属さず世界でグローバルな仕事をしたり、医療など替えが効かない仕事をしたり、山奥で自給自足を行う仙人みたいな生活をする方もいらしゃるでしょう。
しかし、日本人の大多数の方はそうはならないはずです。私も大多数の一人ですからそんなスキルも国際的な資格も持っていません。30歳になろうかと言うタイミングでスキルも経験もないですからこれから身に付けるのも不可能に近いです。
そんな私でも始められてハイパーインフレに対抗できるのが投資になります。日本は良くも悪くも資本主義ですから資本を持つものに優位性があります。優位性を持ってハイパーインフレに対抗するために投資を行う。これが現実的な対抗策だと考えます。
では何に投資する?
一言に投資と言っても対象は様々です。株式投資、不動産投資は投資の王道ですが、国債、ソーシャルレンディング、FX、ビットコインなど投資先は数多くあります。また、貯蓄性保険、預金なども間接的には投資になります。年金も結局はGPIFが運用しているので日本という国の制度によって投資している状態になります。日本人は貯蓄性、掛け捨てに関わらず保険が好きで投資はギャンブルという認識です。投資なんてしてないぞという方もいらっしゃると思いますが、年金、貯蓄をしている以上、結果として投資していることに変わりはありません。問題は投資していることへの認識が無いことです。
これからは自己解決型、つまりは自己責任ですから少なくとも自分が何に投資しているか認識する必要があります。なぜなら誰かかが解決してくれる時代は終わるからです。令和の時代は良くも悪くも自己責任ですから投資対象も自分でしっかり選定する必要があります。
では無数にある投資対象の中からどの投資対象に投資するのか。
私は日本株への中長期投資と米株のインデックス投資を選びました。その理由については次回以降。
白雨
初めまして
初めまして。白雨(はくう)と申します。
この度ふとした思いつきからはてなブログを始めることにしました。
私は平成生まれで某研究機関の職員として働きながら趣味の筋トレと旅行を楽しんでいます。
さて、数日過ぎてしまいましたが私が生まれた平成が終わり、新元号である令和が始まりました。令和はいったいどんな時代になるのでしょうか。
平成の約30年間を振り返ると、様々な技術発展に伴って人々の暮らしは利便性が大きく増しました。しかし、利便性の向上以上に日本人が抱える問題は大きくなってきていると感じます。
今後の令和をどのように生きるか。
少なくとも私の周りではお金に対する不安を抱えた人が多いです。特に同年代の人たちはその傾向が強いと感じます。
多くの人がお金に対する不安を抱える中で令和を生きなければならない私たちはどうするべきでしょうか。その一つの答えが「株式投資」であると提案したいと思います。
令和から始める株式投資。
このタイトルのブログですから当然私も株式投資をしているわけですが、皆さんにも株式投資を始めるきっかけとなればと思います。
白雨