お疲れ様、白雨です。
なぜ日本株への中長期投資なのか?その理由の前に投資についての考え方をある程度整理しておきます。
投資に正解はない
いきなりですがそもそも投資に絶対的な正解はないです。もっと詳しく言うととその投資が正解だったかわかるのは投資判断をしたタイミングではありません。投資結果が分かるのは結果が出てからです。日本の投資家には短期的視点で投資をしている方が多い気がします。ストップ高、ストップ安、短期的なパフォーマンスで一喜一憂している方がいらっしゃいますが私の視点はもっと長期的です。具体的に言えば30年以上です。もちろん短期的なパフォーマンスも気にはしますが、そこまで真剣には気にしていません。正解かどうか分かるのはどの道30年後なので短期的なパフォーマンスを気にし過ぎてもしょうがないとも言えます。正解かどうか分かるのはずっと先なので投資判断をする時には自分で正解を予想して最良と思った判断を下すことしか出来ません。学校のテストと違って答え合わせができるのはずっとずっと未来です。
投資も人生と同じで勝ち組も負け組も今はわからない
私の大学時代に勝ち組、負け組という言葉が流行りました。就職偏差値ランキングなるものが某サイトでまとめられ、就職先が勝ち組かどうかを気にしていました。しかし、今になって思うのは人生は勝ち負けはそんなに簡単には決まらないと言うことです。
大企業に就職する、キャリア官僚になる、美人の奥さんがいる。常に誰かと比較して勝ち組、負け組を考えてしまいますが、そんなことでは人生は決まりません。ある時点では他人が羨む人生かも知れませんが、その人が勝ち組かどうかは最後まで分かりません。人生は80年ありますからね。投資も同じです。1年目は100万円儲けたけど、2年目に200万円損した。なんてことが起こり得るのが投資です。1年目では間違いなく勝ちでしょうけどその時点では2年目にどうなるかは分からないわけです。
他人の歩幅を気にするよりも自分がどこまで遠くに歩けるか。その視点が重要です。他人の歩き出した道が間違っているかどうかは今はまだ分かりませんから今の時点で勝ちだの負けだの言うのは軽々な判断でしかないです。
正解がない中で何を選ぶか
では投資には正解がない中で何か道しるべは無いのか?私はピーター・リンチ、そして勝手に日本版ピーター・リンチと呼んでいるエナフンさんを道しるべにしました。
もちろんこれが正解かどうかは今の時点では分かりません。なぜなら正解かわかるのは令和が終わるころですから。
白雨