白雨の株式投資cafe

長期投資で億り人を目指す兼業投資家です。趣味は株式投資と筋トレと旅行。日本株への長期投資で経済的自由人になりたい。

20代から始める投資生活(貯金編)

お疲れ様、白雨です。

 

20代から始める投資生活の第一弾「貯金編」です。

株式投資のブログなのに貯金の話から始まりますが投資をするにも原資が必要なのでまず行うべきは貯金になります。今回は私が実践している貯金方法についてご紹介します。

 

 

20代の平均貯金額

国税庁や総務省の統計では20代をピンポイントで集計したデータはなかったのでデータからの推測になりますが20代の平均貯金額は約300万円です。

しかしこの数字にあまり意味はないと思います。なぜなら20代には大学生も含まれますし就職してから間もない人も含まれるからです。なので300万円より少ないからと言ってがっかりする必要はありません。一人暮らしor実家暮らし、奨学金、車保有の有無など人によって事情は様々なのであまり気にする必要はないと思います。

 

しかしそれでも原資を早めに用意することにより、投資期間を長く確保することは長期投資ではリターンを高める重要な要素になります。よって株式投資においては20代のうちにどれだけ貯められるかが非常重要になります。

 

では実際白雨はどのぐらい貯金しているのか?

 

投資を本格的に始めた27歳の時には500万円貯めており、そのうち400万円で株式投資をスタートさせました。大学を出て就職してから100万円ずつ貯めた計算になります。誰でもこの金額を貯められる訳ではないですが億り人をそれなりの年齢で目指すのであればこのぐらいは頑張りたいラインではあります。

 

この記事ではその貯金方法についてご紹介します。

 

収入>支出

まず基本的な話になりますが月の収支を把握し、収入>支出となることが大前提です。その為日々の収支を把握することが大切です。

 

・・・なんて当たり前の話をするつもりはありません。

どこかのコラムにもこんなこと書いてありますが家計をしっかり把握できる人はよほど几帳面な性格の人だと思います。そもそも初めて社会人になった人やそれなりに趣味がある人にはそんな時間なかなか作れないのがリアルな声ではないでしょうか。

 

そこでおすすめなのが「天引き貯金」になります。貯蓄を作る上でまず行うべき方法は天引き貯金です。

 

天引き貯金

私も社会人1年目から毎月6万円、ボーナス夏冬で14万円ずつの毎年計100万円会社の天引き貯金を利用して貯めました。市場よりも少しだけ利率は良かったですが大した利率ではなかったのでほとんど増えていません。ほとんどは自分の給与から貯めた金額になります。金額はあくまで参考にしかなりませんが社会人になったらまずは天引き貯金をすぐに申し込んで下さい。社会人になると色々とお金がかかるのではと心配になりますがしっかり節約すればできない金額ではないと思います。

私自身5年ほど天引き貯金をした経験があるので言ってしまえばお金なんてなければないでなんとでもなります。身の丈に合った生活をすれば良いだけなので余計な背伸びをしなければ良いだけです。アルバイトと違ってボーナスも貰えたり初任給で色々買いたくなる気持ちはわかります。何も買うなとは言いませんが、新社会人には新社会人に相応しいものがありますので背伸びして色々とやる必要なないです。見栄を張る必要も一切ありません。

今はインターネットで色々な情報も手に入りますので忠実に実行すれば年間100万円という金額を貯めることは決して不可能ではないと思います。

これから働く方も社会人2〜3年目の方もまだ申し込んでいないのであれば会社でも銀行でも結構です。面倒臭がらずに天引き貯金をしっかり始めることが投資を始める第一歩になります。まずは50万/年を目指して下さい。決して無理な金額ではないです。

 

次からは天引き貯金をするにあたり私白雨が実践している節約方法を紹介します。

 

支出を減らすために

天引き貯金を行うと手元に来るお金は減ってしまいますのでその中で生活をやりくりする必要があります。色々な節約法はありますが、まず大きな金額を削減できる方法を3つ紹介します。

20代に保険なんて不要

まず結論からになりますが20代の社会人にとって保険なんて不要です。先輩社員や上司、知り合いの保険会社から勧められると思いますが保険なんて不要です。投資クラスタ界隈では常識になりつつありますがまだまだ社会では社会人=保険に入るが常識になっています。

日本は社会保険が非常に充実しています。医療費は高額医療費の上限がありますし、雇用保険で失業にも給付がありますし、病気休業、育児休業、産休に対しても給付金があります。税金が高い、社会保険が高いと社会に対して文句を言いつつもその高い税金と社会保障でどのような保障になっているかは理解している人が少ないのが現状です。

社会保障について理解していないので不安だから保険に入る。そんな図式が成り立っているのではないかと思います。逆に言えば社会保障がこれだけ充実していれば民間の保険なんて限られた人以外不要です。ましてや新社会人や20代の独身者、子供がいない既婚者ははっきり言ってしまえば保険に入る必要ありません。

 

そもそも疑問ですが保険は公的社会保障で足りない部分を補うものになりますが社会保障の制度を理解していないのに民間の保険で補う部分がわかるのでしょうか?この辺は金融リテラシーがないことが原因ですが少なくとも日本の社会保障をある程度理解してから保険は本当に必要か自分で考えてから入って下さい。医療保険、収入保障保険、個人年金など色々な保険がありますが、民間の保険よりもっと充実した制度を国が用意しています。

 

繰り返しになりますが一部の人を除いて保険は不要です。保険をかけるくらいなら天引き貯金する方がよっぽど将来に対する保障になります。

 

格安SIM(スマホ)

家にWifiがある方はすぐにでも格安SIMに変更して下さい。今は色々な格安SIMを提供している企業がありますが個人的なオススメはmineoです。大手キャリアの電波は安定していますが通信速度のために8,000円/月以上も支払う必要はありません。確かに回線が混むランチタイムは遅くなりますが、昼間は仕事、夜は家でWifiなので格安SIMで十分です。

 

私の先月の通信費はネット代(NURO) 4,500円+格安SIM(IPhone)1,500円=6,000円/月です。変更手続きは正直面倒ですが年間に直すとかなりの額が節約できます。月のスマホ代だけで1万円以上支払っている方も多いのではないでしょうか?残りの機種代を支払ってでもすぐに格安SIMに変更して下さい。年間で10万円以上節約できますから機種変更の手間ぐらいは些細な手間です。大手キャリアで契約している方は一度考え直して下さい。家族がいる方は家族全員で変更すれば20万円/年間近い節約になります。

 

ふるさと納税

総務省の規制が厳しくなっていますが、ふるさと納税制度はお得な制度なので利用して下さい。色々な返礼品がありますが私はお米にしています。ふるさと納税を利用して豪華なものを貰うのもいいですが節約という視点では日用品を選択するのがオススメです。総務省の規制があるので納税先にも注意が必要ですが基本的にはお得な制度なので利用しない手はありません。格安SIMと同じで手続きは面倒ですがしっかりと行うことで税金が安くなります。

 

昨年までは返戻率を気にしていましたが総務省の規制もあるのであまり返戻率は気にしないようになりました。むしろ市町村の取り組みが良いところにしようかと思っています。今年はまだやっていませんが北海道の東川町は良いところで取り組みも素晴らしいので今年はここにしようかと思っています。

 

ひがしかわ株主制度 | 写真の町 北海道上川郡東川町

 

個人投資家としては「※株主制度」なっている点も点数高いです。ふるさと納税したら是非とも訪れてみたいです。

※実際の株主にはなりません。詳細はリンク先まで。

 

まとめ

まずは天引き貯金を始めて上記で説明したような節約を行えば貯金を貯めることが誰でもできるはずです。年収が少ないなど色々な事情はあるでしょうが、自己責任の世の中ですから自分のことは自分で守る必要があります。投資まではせずとも20代のうちにそれなりの貯金を作れる体質づくりが肝心だと思います。20代の大半の方は給与がまだ低いですが、給与が低いなら低いなりの生活をする必要があります。誰かと比べる必要もありませんから親や上司の言うことよりも自分でどうするべきかを考えましょう。

ダンボールを組み立てる仕事で20代で2,000万円貯めたブロガーもいるくらいですから年間100万円貯蓄は決して高いハードルではありません。

 

白雨